自由 気ままに 気兼ねなく …

死ぬまで 思いっきり楽しみながら 生きたい。。。

三宅島

天声人語の書き出し・結語【名文集】

三宅島

こんどの同日選挙で、自民党がものの見事に敗北したところがある。三宅島だ。衆院選では、社会党候補一人の票が、自民党候補二人の合計票を大きく上回った。この島で前回トップだった自民党候補の票は五九九票から三八二票に減った。逆に社会党は二倍に伸び、共産党は四・五倍に伸びた。衆院比例区でも、自民党票は減り、社共の票がふえている。

「世界中が心配しています。建設計画に反対されることを期待します」。世界野生生物基金総裁のエジンパラ公が中曽根首相に手紙を送ったことはこの欄でも紹介した。国際鳥類保護会議の国際大会でも反対の決議があった。世界の人びとが見守る中で、それでもなお、政府は建設を強行するつもりなのか。三宅島の票は、三宅島の決意を示している。


【掲載年月日】1986/07/12



歯列矯正:武蔵野市
歯列矯正:三鷹市
歯列矯正:青梅市
歯列矯正:府中市
歯列矯正:昭島市

PageTop

朱鷺

天声人語の書き出し・結語【名文集】

朱鷺

絶滅のせとぎわにある国際保護鳥トキを救うにはどうすべきか、の議論が盛んになっている。野生のトキをぜんぶ捕まえて飼い、人工的に繁殖させるべきだという捕獲論がある。とんでもない、人工繁殖の失敗は全滅につながる、そっとしておくのが上策だという反発もある。

絶滅の危機は二十年も前から叫ばれてきたのに、強力で計画性のある保護行政はなかった。今さら何をやってもあまりにも遅すぎる、と思うが。


【掲載年月日】1978/05/23



包茎手術:兵庫県
包茎手術:京都府
包茎手術:奈良県
包茎手術:大阪府
包茎手術:滋賀県

PageTop

コイ放流

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『コイ放流』

「鯉のぼり風に狂うや身もだえてままならぬ世の空になやめり」。映画監督木下恵介氏が、戦時中、中国の野戦病院に入院していたころの歌だ。大声で原隊復帰を復唱しながら、ひそかに内地送還を願う兵士たちの姿の中に、氏は、ままならぬ世にほんろうされる人々の運命を見た。

東京・御茶ノ水駅からみえる神田川の濁り水にコイの群れを見つけて驚いたことがある。黒ずんだ汚水をものともせぬ生命力に打たれたものだが、このところなぜか見かけない。死に果てたのかと思って御茶ノ水駅にたしかめたところ「がんばってますよ」という返事だった。あまりにも水が濁って、こちらのほうも「見えにくくなった」のであろうか。

「五月五日わが青き空青き山」(中塚太々夫)。あなたの故郷はいかがですか。



ほくろ除去:熊本県
ほくろ除去:宮崎県

PageTop

「雨」の歌

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『「雨」の歌』

日本の歌謡曲に雨ということばが多いのはなぜか。恋の歌はなぜ、雨と結びつくのか。日本人はなぜ、恋い慕う気持を雨に刺激されるのか。かねがねふしぎに思っていたことだが池田弥三郎さんの新説を読んでなるほど、と思った(『日本人の心の傾き』)。

雨に濡(ぬ)れた昔の街には風情があった。濡れ色の黒がわらには、濡れたアジサイがよく似合った。いまはしかし雨の日の都会はしばしば地獄の様相をていする。過密都市の梅雨は、恋愛感情を刺激するどころか、いたずらに不快感を刺激するものになりつつある。時代の急変の中でなお、歌の中の「雨」は生き残りうるか。


【掲載年月日】1981/06/29



歯列矯正:佐賀市
歯列矯正:北海道
歯列矯正:東北
歯列矯正:関東
歯列矯正:信越地方

PageTop

空海

天声人語の書き出し・結語【名文集】

空海

遍路道では、「空」と「海」に出あう。筆者の体験では、とくに高知県の遍路道で、くる日もくる日も空を見、海を見ながら歩くということがあった。歩きながらひたすら、お大師さん空海の名を思った。空と海の巨人、まことにそれは、天地と自分との一体感を重んずる密教にふさわしい名前である。

会場にはおおらかな表情の大日如来像があった。手指の形は智拳印(ちけんいん)である。この印はらせん型の無限循環を示すものだという。無限循環の円運動は宇宙の相である。なるほど手指の形一つにも大自然の相が包み込まれているのか。それは、さかしらな人間に、大自然と融合することの大切さを教えているように思える。


【掲載年月日】1983/06/14



家事代行:心斎橋
家事代行:北九州市

PageTop

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『雨』

「むらさきの睡蓮(すいれん)の花ほのかなる隠してなげく水の上かな」(与謝野晶子)。

明治神宮御苑の睡蓮の花が雨の中に咲いているのを見た。深紅、薄紅色、淡い桜色、黄、白といったさまざまな色が池の面に点在していた。かすかな音をたてて降りそそぐ雨が、睡蓮の葉に似た輪を描いては消えてゆく。水の女神ニンフの名を学名にもつだけに、雨をじゅうぶんに吸った花々は今にも踊りださんばかりの生気をもっていた…

雨は時には荒々しく人々に襲いかかり、時には万物をぬらして人の心をなごませる。涙雨もあれば喜雨もある。「雨は愛のやうなものだ」と歌ったのは室生犀星である。


【掲載年月日】1980/07/12



歯列矯正:足立区
歯列矯正:葛飾区
歯列矯正:江戸川区
歯列矯正:八王子市
歯列矯正:立川市

PageTop

緑と鳥

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『緑と鳥』

雨上がりの朝は、ブナナラアオハダモミジなどの緑が光り輝いている。ハクウンボクが、大きな丸い葉をゆらゆらさせている。ヤマボウシがもう、何輪かの白い花を咲かせている。わが家の緑は、おおかたはお隣の庭の借景である。

「みどり」の語源は、ソニドリ(緑色の鳥、カワセミ)だという説がある。緑と鳥を、私たちの生活から切り離すわけにはいかない。


【掲載年月日】1978/05/22



包茎手術:富山県
包茎手術:愛知県
包茎手術:岐阜県
包茎手術:三重県
包茎手術:静岡県

PageTop

桜の保存林

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『桜の保存林』

東京の浅川実験林で、桜の保存林を見た。ここで花見をするのはもう四、五回目になるが、時期を違えて来ると、来るたびにたのしい発見がある。今年の発見は桜の香りだった。
 保存林には二百種以上の桜があるが、とくに芳香を放つ種類の桜がある。幽香(ゆうこう)というのか、ほのかでおくゆかしく、心をなごませてくれる香りだ。

浅川実験林でも、根尾川の老桜の分身の接木をしたが育たなかった、という。だが、甲府の神代桜、その他各地の名木の分身たちは、この地に根づき、毎年、花を咲かせている。五十年後、百年後の桜の保存林を想像するのはたのしい。


【掲載年月日】1984/05/04



ほくろ除去:大阪府
ほくろ除去:和歌山県
ほくろ除去:広島県
ほくろ除去:福岡県
ほくろ除去:鹿児島県

PageTop

梅雨の風情

天声人語の書き出し・結語【名文集】

『梅雨の風情』

風情ということばには味がある。お前ら風情とか記者風情とかいえば人を卑しめた表現になるが、雨に濡(ぬ)れる木々の風情といえば、独特のおもむき、味わいの意味になる。

「梅雨がなかつたらどんなにか私はものたらぬことであろう。それは春と夏とのあひだに特殊な風情のある季節をつくつてゐる」と中勘助が書いている…

ムラサキツユクサもクチナシも、梅雨に咲く花にはそれぞれ風情があるが、ごくありふれたドクダミの花が、雨に打たれて咲く風情にはとりわけ捨てがたい味がある。


【掲載年月日】1986/06/26



歯列矯正:愛知県
歯列矯正:三重県
歯列矯正:伊賀市
歯列矯正:愛媛県
歯列矯正:松山市

PageTop

草木染

天声人語の書き出し・結語【名文集】

草木染

初夏の街を歩いていて、娘さんたちの着るものの色がずいぶん落ち着いてきたなと思う。ひかえめな、やわらかな「自然」の色を目にすることが多くなった。

草木染といっても別に新しいことはない。化学染料の世になる前、先人たちはみな藍や冬青や紅花や紫草で染める色を好み、身につけていたのだ。自然の色の渋さ、あたたかさを好む人がふえてきたのは、色の回帰現象、といったらいいだろうか。


【掲載年月日】1982/06/13



家事代行:芦屋
家事代行:神戸
家事代行:西宮市
家事代行:吹田市
家事代行:梅田

PageTop